就職活動では自分がどのような人間なのか、言葉で表現出来るように自己分析をすることが重要です。
しかし、自分自身では気づいていない長所や短所もあるのではないでしょうか。そこで必要になるのが他己分析です。こちらでは他己分析についてご紹介いたします。

友人や家族など自分以外の人に印象を質問することで、自分自身では分からなかった長所や短所を導き出すのが他己分析です。他己分析の方法としては、アメリカの心理学者であるジョセフ・ルフトとハリー・インガムが作り出した「ジョハリの窓」が有名です。

人間には、｢公開された自己｣｢隠された自己｣｢誰からもまだ知られていない自己｣、そして｢自分では気がついていないものの、他人からは見られている自己｣があるとされています。それを知れるのが他己分析です。他己分析をして周りから見た自分という人間を知ることで、就職活動での自己PRなどに活用することが出来るはずです。

他己分析をする際には、相手に｢遠慮せずに本音を言ってほしい｣と一言添えておくことがポイントです。
信頼関係が築かれており、出来るだけはっきりと意見を言える人物を選ぶようにしましょう。後輩などを選んでしまうと、気を使って本当の意見を言えないこともあるはずです。

また両親は、率直な意見を言ってくれる存在ですので、ぜひお願いしてみましょう。他己分析を行っても中々良い意見がでない場合は、プロの就職コンサルタントに依頼してみてはいかがでしょうか。

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